■

make test で、
HTTP::Message content must be bytes at ...
っていうエラーがでてインストールができなかった。
t/03_sjis_to_enc で最初にエラーが出ているので、そこを調べてみる。

$ cd ~/.cpan/build/Catalyst-Plugin-Charsets-Japanese-0.06-**/
$ perl -Iblib/lib t/03_sjis_to_enc.t
で、
1..4
ok 1 - GET http://localhost/foo?bar=日本語
ok 2 - Content is "bar is EUC-JP"
HTTP::Message content must be bytes at /usr/lib/perl5/site_perl/5.8/Test/WWW/Mechanize/Catalyst.pm line 88
# Looks like you planned 4 tests but only ran 2.
# Looks like your test died just after 2.
とでるので、3番目のテストでこけてるらしい。
t/lib/CharsetsTest/SjisToEuc.pm というCatalystアプリケーションを
Test::WWW::Mechanize::Catalyst という仕組みでテストしているらしい。
HTTP::Messageの最初のほうに、このエラーメッセージを出力する関数が
あるが、要はutf-8フラグがついていると処理できないっていうエラーのようだ。

で、すんげー時間かかっていろいろ調べてみたけど、
Test::WWW::Mechanize::Catalyst（0.41）が88行目でHTTP::Message->decoded_contentを呼んで
HTTP::Message->contentにいれるんだけど、docoded_contentは最後にEncode->decode
するので、文字列は必ずUTF-8化されてしまうことが問題のようです。
ためしに、decoded_contentを$tmpで受けて、Encode::_utf8_offで強制的にフラグを
落としたら、テストは死なず、Shift_JISを期待するのにUTF-8だよ的なエラーになった。

HTTP::Message(libwww-perl-5.812)のチェンジログを見ると5.810で、
Don't allow HTTP::Message content to be set to Unicode strings.
Refactor test for Encode.pm
って感じでUTFのチェックを入れている。これはきっとlibwww-perl的に妥当なんだろうと思う。
一方、Catalyst.pmの方は、エラー行の上で言い訳がましいことを書いているので、
こっちが悪そうな気がする。
decoded_contentは文字コードだけじゃなくて、圧縮されたコンテンツとかまあ
結構いろんな処理をするので多分副作用として今回の現象がでているのでしょう。
ここの処理をどうしたいからこのような記述にしているかまでは追っていないので詳細はわかりません。

なので、Test::WWW::Mechanize::Catalystのバージョンを落とすことにした。
結局0.37までさかのぼらないと入らなかった。（HTTP::Messageのエラー）

その状態で、Catalyst::Plugin::Charsets::Japaneseを入れたら入った！

結論、Test::WWW::Mechanize::Catalystの0.38以降とlibwww-perl-5.810以降では
Test::WWW::Mechanize::CatalystのテストがUTF-8文字列を検証させるところでこける。
Catalyst.pmを0.37にするのと、libwww-perlを5.808にするのとどっちがいいのかは分かりません。
また、今回の検証中に

#! /usr/bin/perl
use strict;
use warnings;
use Jcode;

my $txt = Jcode->new('日本語','utf8')->sjis;
if(utf8::downgrade($txt,1)){
print("UTF-8\n");
}
else{
print("not UTF-8\n");
}

て感じで、HTTP::Messageと同じロジックで検証したら、UTF-8ってなりました。
JcodeでShift_JISに変換しているのにUTF-8フラグが立ちっぱなしっていう意味？
それともUTF-8かどうかを調べるのにこの関数を使っているのが間違い？
そこまでは追ってません。
はー疲れた。